ガリカイさんが帰国され、1か月以上が過ぎましたが、
今頃思い出した、ガリカイさんの超人的なところについて、ご紹介したいと思いました。
名付けて「ガリカイさん超人伝説」!
何が超人的なのかというと、
とにかく、聴力がすごくいい!ということ。
ワークショップを受けていて、
生徒さんを何人か挟んだ場所で、私が小さ目な音で習ったフレーズを練習していると、
”それで合ってるよ!”(英語で)と、笑顔で。
えー、離れてるのに、聴こえてるんだ!とびっくり。
また、他の生徒さんに教えながら楽譜を書いている横で、
私が習ったフレーズを練習していると、
”う~ん、ちょっと違う”(英語で)と。
楽譜を書きながら、他の音も聴けているんだ!とびっくり。
これはガリカイさんのご長男であるトンデライさん(日本在住)にも共通していることで、
ドアを閉めた室内で他の生徒さんと話していたら、
入ってきたトンデライさんが、
その話を聞いていたとしか思えない話をしだしたりします。
なので、聞こえていること全てに反応するわけではないと思いますが、
ガリカイ家の人たちは他の日本人が聞こえていないこと、実はたくさん聞こえているのだと思います。
内緒話には要注意です(笑)
さて、今回ご紹介する映像は、愛媛でのライヴです。
愛媛の方たちは控えめだけれど温かい感じで、
演奏を応援する、演奏の一部になっているような会場一体となっている手拍子が、
それを物語っていると思います。
ガリカイさんが来日中、質問をしました。私の英語では通じず、通訳してもらったのですが。
”ジンバブエでは男性は手を合わせるとき(手拍子するとき)手と手をまっすぐに合わせる、
女性は手をクロス(縦横に合わせる感じ)と聞いたのですが、本当ですか?”
ガリカイさんは、”本当だよ”とこたえてくださいました。
その手の合わせ方は、ライヴのときでも同じだそうです。
そして、手を合わせるのには、祈りを捧げる、という意味もあるそうです。
”現代人はそれを忘れてしまっている”
と話してくださいました。
映像は、ガリカイさんが手を合わせて静止するところで終わります。
ガリカイさんが日本でのライヴで伝えてくれたこと、
しっかり受け止めましょう。