ライヴも最高です♪
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2013年6月12日 ライヴ ”そら庵”にて。
先進国に暮らす現代人が、今、思い出さなくては(学ばなくては)いけないこと、
自分がこの世に生まれてきて、
生きていて、
生きていくこと――、
それが、どういうことなのか。
ガリカイ氏のムビラの世界にいると、その答えを感じられます。
心を全開にして、
身体中で感じ取ってみてください。
What is “MBIRA ORCHESTRA”?
というところで、連載3回目のテーマは、コレ↓です。
What is “MBIRA ORCHESTRA”?
(『ムビラ・オーケストラ』って、なあに?)
ガリカイ・スタイルのムビラに接していると、『ムビラ・オーケストラ』という表現とよく出会う。ガリカイ氏は『ムビラ・オーケストラ』を確立した、と。
そこで疑問に思ったこと。
『ムビラ・オーケストラ』って、一体どういうこと?
ガリカイ氏以外のムビラの奏法とは違うの?
そこで、調べてみた。
結果。↓
古来よりジンバブエで演奏されてきたムビラですが、
その奏法は、同じチューニングのムビラを使ってセッションをするものであった。
使われていたのは、中音域のチューニングのムビラのみ。
そのサウンドに不満足だったガリカイ氏は、7種類のチューニングを使って演奏する独自のスタイルを確立した。
中音域のムビラに加え、高音域のチューニングのムビラ、低音域のチューニングのムビラ、
これらを使い同時にそれぞれのパートを演奏することによって、まるでオーケストラのようなサウンド、つまり『ムビラ・オーケストラ』が生み出される。
そう、要するに、『ムビラ・オーケストラ』とは、
7種類のムビラを使い、それぞれがそれぞれのパートを演奏することにより生み出されるサウンド、またその奏法のこと!
ちなみに7つのチューニングとは、
タイレヴァ(Taireva)
バンギザ(Bangiza)
マホロロ(Mahororo)
ニャバンゴ(Nyabango)
ネマムササ(Nhemamusasa)
マヴェンベ(Mavembe)
チャークイ(Chakwe)
1つのチューニングでも、高音域のムビラ、低音域のムビラがある。
(例えば、低音域のロウ・マホロロ/low mahororoに対して高音域のハイ・マホロロ/high mahororoがある)
そして、なんと!
この7つのチューニングを弾きこなせるプレイヤーは世界中でガリカイ氏ただ一人だけ!
この中の、
バンギザ、タイレヴァ、チャークイ、ニャバンゴは、
太古の昔に存在していたチューニングでしたが、
現代では忘れ去られていたチューニング。
しかし、ガリカイ氏が先祖の精霊からのお告げを受けて、
再発見して復興させたチューニング、
なのだそうだ。
(お告げを受けた夢については、コチラに詳しく書かれています。)
これらをムビラ奏者でもあり、ムビラ製作者でもあるガリカイ氏は、自分の工房で一台一台手作りしている。
これだけ素晴らしい天才アーティスト&ムビラ製作者なのに、
実際に接してみると、とても純粋であたたかいお人柄^^
接しただけで幸せになれるくらい。
今、日本にいるんだ~というのが、奇跡のようなことだと思える。
生演奏に日本で接することができるなんて、この先あるかないかわからないので、
ぜひ、というか、
絶対!!この機会をお見逃しなく!!
(ツアーは終了しました)