タロット占い師:自由が丘桃歌堂 清水桃歌先生

タロット占い師、タロット教室もなさっている清水桃歌先生にお話を伺いました。

ブログURL:http://ameblo.jp/peach-songs/

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最初は友達から誘われて、お客さんとして行ったんです

――お仕事を始めたきっかけについて。

桃歌先生(以下、M):基本的には占いとか、霊的みたいなことは怖いと思ってしまう方なんですが、最初は友達から誘われて、なんとなくお客さんとして行ったんです。
通っているうちに、その占い師さんから、
「タロット教室をやるから来ない?」
って言われたんです。友達と一緒に行って食事もできるので、楽しくて通っていたら、
「アルバイトやらない?」
って声をかけられたんです。

――アルバイトっていうのは、占い師さんのお手伝いですか?

M:お手伝いではなくて、自分が占い師として、です。
「インターネットのチャットのサイトを立ち上げる」
ということで、そこのオープニングスタッフになったんです。

――ネット上でアクセスしてくるお客様の占いをするという形ですか?

M:そうです。チャットと言っても文字だけじゃなくて、画面も音声も出るという。お客様の方は文字だけでもできるというシステムでしたが。
その後、メール鑑定をやったり、バーの一角でやらせてもらったりもしました。

――バーですか?

M:一時期流行ったと思うんですが、タロット・バーです。

――楽しそうですね。

M:最初、チャットのアルバイトの話が出た時には「おもしろいわよ」って言われたんです。それに、空いている時間にできるからって。だったらいいかなって。ブースで占い師をやるのは大変だというのはわかっていたので。

――確かに、待っている時間が長いイメージですよね。

M:チャットでやっていてもあまりお客様が来なかったんですが、少しずつリピーターの方も来てくださるようになり、占いの勉強も続けていたし、それで自分で部屋を借りて始めたんです。

――それはいつですか?

M:2008年です。

――最初に声をかけて頂いた先生から、独立という感じだったんですか?

M:いえ、というより、占い師は、元から一人一人別々なので。

――最初は占い師として始めて、教室は後からですか?

M:そうです。「教えるの向いてるから、やってみたら?」って言われたので。

――最初に一緒に教室に通っていたお友達は、皆さん占い師になりましたか?

M:いえ、仕事としてやっているのは私だけです。

一年中365日24時間仕事です

――メリット、デメリットはありますか?

M:メリットは自由なところです。でも逆にお客様に合わせなくてはならないので大変なんですが。
デメリットは夜、お酒が飲めないこと。(笑)
それと独立している方は皆さんそうだと思うんですが、一年中365日24時間仕事なんです。

――常に仕事のことを考えているという?

M:そうですね。でも、ここを借りたのは時間で機械的に管理するのが嫌だなって思ったのがあるんです。30分やったら、「はい、終わり」みたいなのは嫌だったんですね。理想を追い求めてやろうとすると、大変ですが。

何が課題なのかを気づかせてあげなかったら、何も解決しない

――印象的な体験談はありますか?

M:お客様で印象的だったのは、男性が彼女の誕生日に、彼女を一緒につれて占いにきてくれたこと。そういう記念日にここに来ることを選んでくれたことが嬉しかったです。

――その時はいいカードが出ましたか?

M:そうですね。彼女にとっては。彼氏の方は、頑張ってねっていう感じでした。(笑)

――悪いカードが出てしまった時、それを正直に伝えますか? 正直に言うとガッカリさせてしまうかもしれないし、伝えないで、いいことだけ言うと後から「全く当たらなかった!」って言われてしまうかもしれないですよね。

M:そういう時は、どうしたらよくなっていくのかを伝えます。何が課題なのかを気づかせてあげなかったら、何も解決しないので。

――心がけていることについて。

M:自分が健康でいることと、精神状態をフラットにしておくこと。そうしないと占えないので。
占いについては、結果だけを伝えるのではなくて、次につながるようなことを伝えることですね。

占い師は肉体労働だ!

――仕事を始めてあらためて気づいたことはありますか?

M:占い師は肉体労働だ!ってことです。

――どちらかというと、精神的に疲れるというイメージがありますが。

M:やることがたくさんあるんです。占いもしますが、勉強もしているし、メールやブログとか、馬車馬のように働いています。

――カードを読んで伝えるって、頭を使いますよね。

M:カードを読むのは負担ではないというか、瞬間翻訳機のようになれるので。なので占いをして疲れるというのはないんです。それよりも身体が疲れます。

――意外ですね。

M:やることが多すぎて、眠れないですね。何の仕事でもそうだと思いますが、華やかに表でやっているのは少しだけで、残り99%は調べたり勉強したり事務仕事だったりという裏の仕事が多いです。
いい方向にいっているという報告メールを受けた時は嬉しいです。

――やっていてよかったと思うことはありますか?

M:長く時間がかかったお客様から、いい方向にいっているという報告メールを受けた時です。例えば片思いだった彼とちょっと進展しました、とか。まあ、恋愛相談はそれほど多くないんですが。

――深刻な相談も多いですか?

M:そうですね。来た時から泣いていたり、話ながら涙ぐんでしまったりする方もいます。

誰でもいつでも気楽に来られるお店でありたい

――今後の抱負について。

M:誰でもいつでも気楽に来られるお店でいたいですね。
特に初めての場合は、よくわからなくて緊張してしまったりもすると思いますが、リラックスして来てもらいたいです。

――占いって、危ないところとつながっているのかなとか、よくわからないところもありますよね。そういうところに行っちゃったら怖いですよね。

M:うちは霊感なども謳っていませんし、物販もしていませんし、安心して頂いて大丈夫です。

勉強や人生経験を充分積んでから始めるのが理想的

――占い師を目指す人へのアドバイスはありますか?

M:10年は勉強してから始めたほうがいいですよ、ってことですね。

――占い師さんって皆さん、そんなに長くやっているんでしょうか。若い方も多いですよね。

M:ベースとなる人生経験もありますから。自分の経験が浅いと、アドバイスはできないですよね。

――年齢がいっていても幼い人と、若くてもしっかりとした考えを持っている人がいますよね。そう考えると、年齢だけの問題ではないんでしょうか。

M:占い師を始める時に、占い師の先生に、
「今度(占い師を)始めるんだけど、答えられない人が来たらどうしよう」
って言ったら、
「大丈夫、答えられない人は来ないから。そういうことになっているから」
って言われました。

――そういう仕組みになっているというような感じですか?

M:自分の過去を見せられているような相談が多かったりします。
でも、見切り発車をしてしまうと大変ですね。

――始めた頃は大変でしたか?

M:何の仕事でもそうだと思うんですが、最初の一年くらいはとにかく必死でした。いろいろ吸収して、その間は楽しいですよね。その後、ちょっと慣れてきて考える余裕が出てくると不安も出てきます。
なので、勉強や人生経験を充分積んでから始めるのが理想的ですね。

(2011年5月17日)

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占いというと怖いイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、
こちらは全く安心なので、お教室でも占いでも、気楽な気持ちで訪れてみてください^^
よりよい今後のためのアドバイスを頂けることと思います。

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ライター・校閲、メンタル心理カウンセラー、ムビラ弾き♪
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