特定社会保険労務士 野崎和則さん

野崎社会保険労務士オフィス
埼玉県上尾市原市2265-1 アンシャンテ102号室
TEL:048-721-7688
FAX:048-721-7685
Mail:info@nozaki-office.net
Homepage:http://www.nozaki-office.net

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社労士は人に関する専門家なんです。

――仕事を始めたきっかけについて。

野崎和則さん(以下、N):起業する前の約13年間、旅行会社に勤めていました。
旅行会社に就職したときは湾岸戦争の最中で、暇すぎて「あれ?」と思いました。
そしてアメリカの同時多発テロで、ほとんどの海外旅行がキャンセルになりました。
残業がなくなって暇になったので、スキルアップのため、何か資格をとりたいと思って学校に通い始めたんです。
その後、SARS、鳥インフルエンザがアジアで流行し、勤めていた会社の親会社が旅行部門の閉鎖を決定したため、いろいろと考えた挙句、取得した資格で独立を決心して、2005年に開業しました。

――メリット、デメリットについて。

N:メリットは自分次第で時間の融通をきかせられることです。
まだまだ仕事を断る立場にはなく、実際に断っていませんが、
「経営者なのだから受けるも断るも自分次第」
という精神的に楽な気持ちを持つようにしています。
反対にデメリットは、当然と言えば当然ですが、サラリーマンのときのように毎月決まった日に決まった給与が約束されていないことです。
また通常サラリーマンなら公的保険や休業補償がありますが、基本的にそれらがないことですね。

――社労士というのは、税理士と似ているんですか?

N:顧客をサポートする点では似ています。
税理士が税務関係だったら、社労士は人事、労務関係です。社労士は人に関する専門家なんです。
具体的には採用から退職(辞めたときの手続き・相談など)まで、またトラブルを未然に防ぐことなどですね。
あと返済不要の助成金の申請などのアドバイスをします。

――返済しなくていいんですか?

N:融資と違って返済しなくていいんです。この助成金があることに気付いていない場合が多いんです。

飛び込みセールスで、その筋系のところに飛び込んでしまったことがあります。

――失敗談、印象的な体験談はありますか?

N:実務経験がなく独立開業したので、いろいろやらかしました。
最初は当然顧客がいなかったので、毎日企業に飛び込みセールスをしていました。
「ぜひ、従業員さんに関する手続きや困ったことがあったら、気軽に連絡を!」
なんてPRしておきながら、いざ電話が鳴ると、
「なにを聞かれるのだろう」
って、ビクビクしていました。最初の半年くらいは電話恐怖症でしたね。
印象的な体験といえば、別の社労士と初回のアポイントをとっていた会社に偶然飛び込みセールスを行い、アポイントの社労士と間違えられたことです。
社長さんがこの偶然になにかを感じてくださって、結果的に顧客になっていただきました。
また飛び込みセールスで、その筋系のところに飛び込んでしまったことがあります。
明らかに雰囲気が普通じゃなくて、
「間違えました!」
とすぐにユーターンしてダッシュしました。(笑)

――心がけていることはありますか?

N:基本的なことですが、謙虚な気持ちで、きちんとした言葉遣いを心がけています。
時々、ふんぞり返った態度や横柄な言葉遣いの同業者や隣接業者を見かけますが、自分だったら絶対に依頼しないと思います。
顧客があって初めて仕事があるという認識があります。
また、これは心がけと言うよりこだわりかもしれませんが、顧客訪問の際には必ずネクタイを着用するようにしています。
近年、クールビズやウォームビズが主流になりつつあるようですが、流れに逆らうつもりはなく、単にノーネクタイだと落ち着かない程度のことです。

自分がなにか行動しなければ、なにも起こらないし、なにも変わらない

――仕事を始めて、あらためて気付いたことはありますか?

N:自分がなにか行動しなければ、なにも起こらないし、なにも変わらないということでしょうか。
アクションを起こせばいろいろな可能性が広がるし、周りで支援してくれる人も出てきます。
ただ注意しなければと感じるのは、一方的に助けてもらうばかりではなく、いわゆるGIVE&TAKEの精神を持つことが大切だと思います。

――やっていてよかったと思うことはありますか?

N:サラリーマンだったら一生ご縁がないような方々に出会えることです。
サラリーマン時代は仕事柄、同業者や仕入先の担当者レベルでの商談などがほとんどで、雑談も「被用者(雇われ者)同士」の内容でした。
独立後は、様々な業種の経営者や同業、隣接業者の方々とのつながりを持てるようになりました。
特に顧客になっていただいた会社については、経営状況や今後の方針など深く知りうる立場になったり、労使間(経営者と雇われ人)のトラブルでは、客観的な立場になったりと、いろいろな角度から物事を見る機会が得られ、とても勉強になっています。

将来的には個人の方に対する業務も行いたいです。

――今後の抱負、アピールについて。

N:現在は一人で全てをこなしていますが、もう少し顧客を増やして、事務員さんを雇いたいと思っています。
「人」に関する専門家と位置づけられていますが、自分自身が誰も雇っていない状況では、経営者の方々に対して説得力に欠けます。
自分が健康を害したときでも、仕事がまわっていくように、というのもあります。
また現在は100%、会社と顧客契約を結んで人事労務関係の相談・手続き・給与計算を行っていますが、将来的には個人の方に対する業務も行いたいです。
具体的には、障がい年金。社労士ならではの業務の一つだと常々思っています。
勉強、経験を積んで、専門性を磨いていきたいです。

起業すると決めたなら、いろいろ悩まず、考え込まず、行動することが大事です。

――同じように起業をしたいと思っている人へのアドバイスはありますか?

N:まだまだ人にあれこれ言える立場ではないので……、答えにくい質問ですね。
人それぞれ置かれている状況が違うので、なんとも言えませんが、起業すると決めたなら、いろいろ悩まず、考え込まず、行動することが大事です。これは受け売りと経験なのですが。
そうすれば、先ほども言いましたが、助けてくれる人がきっと現れると思います。
当面の生活費や活動費が苦しければ、アルバイトも有りだと思います。
私自身も開業後の二年間、ドラッグストアで夜間アルバイトをしていました。
ちなみにそこで知り合った薬剤師が、その後独立して、顧客になっていただいたんです。

(2010年10月12日)

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野崎社会保険労務士オフィス
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