ギャル系キッズブランドjenni(ジェニィ)と英国直輸入のロックTee専門店 代表TOBYさんにお話を伺いました。
NET販売が中心ながら、実店舗も素敵です。
2mのSPIDERMANの空ビがお出迎えで・・・
KIDS MARKET TWINKLE
TOBYさんは、日本THE ROLLING STONES FAN CLUBが唯一公認するSTONESトリビュートBAND
「THE BEGGARS」のベーシストとしてもご活躍されています!
Contents
最初は子供服だけ扱っていましたが、途中から英国直輸入のロックTeeを扱うようになった
―仕事を始めたきっかけについて。
TOBYさん(以下、T):服が好きなんです。最初はバンドマンをやりながら、婦人服の販売をやっていました。
――ギャル系の婦人服ですか?
T:ギャル系ではなくて、もっと年が上の方の。百貨店の中で社員として販売員をやっていました。お客さんもついていたんですよ。
――その仕事の流れで、今のお仕事をやるようになったんですか?
T:いえ、その後、バンド活動を辞めて、仕事も変わって、業種も全然違う仕事を7年くらいやっていたんです。
給料はそれなりによかったんですが、使われる立場というのが苦痛だったんだと思います。
まだその頃はバブルの時代だったので、まともなものを売っていれば、起業してもなんとかやっていけるというのがあったので、1989年にまたこの業界に戻ってきて、自営を始めました。
最初は70㎝から130㎝の小学校2,3年くらいまでの子供服だけ扱っていましたが、途中から160cmまでの大きいサイズ、最近では英国直輸入のロックTeeを扱うようになりました。
(THE BEGGARSの)バンド活動も1983年から休止して、再結成したのが2004、5年くらいなんですが、他にも自分で商売をしているメンバーがいて、バンドをやれる状況じゃなかったというのがあるんですね。
ネット販売は10年くらい前から始めたんですが、その頃はまだそれが珍しくて、すごく売れました。寝る時間もないくらいに。
――出荷作業に追われて、ですか?
T:最初の1年くらいは売れなかったんですが、オークションに出品を始めてから売れるようになりました。
――今はお店での販売とネット販売ですか?
T:メーカーさんが店舗がなくても卸してくれるなら、店舗はやめてもいいんです。家賃がかかるので。
ネット販売だけにしたいんですが、この業種はネット販売だけでも寝ている時間以外は仕事になってしまいます。スピーディーな対応を求められるので、できる限り早く発送しなければならないんです。
ほとんどの方に納得して頂けているので、それがやりがいですね。
本当は店舗に来てくださるお客様に買っていただく方が楽というのがありますが、最近はこの辺り(東京)も子供の数が減っていて、店舗を始めたころと比べると、たぶん半分くらいになっています。小学校も廃校になるし。
なので、店舗以外での売上を求めるしかないんですよね。
夢いっぱいの店内。
ファッション業界、アパレル業界は天候、気温に著しく左右される
――メリット・デメリットについて。
T:デメリットは売上が安定しないこと。
特にファッション業界、アパレル業界は天候、気温に著しく左右されるんです。
今回の震災後も、2週間ほどは、ほとんど売上がなくなってしまいました。
メリットは自由なこと。
こういう商売じゃなければ、バンド活動はできないです。
だからバンド活動をしている人たちは、正社員になるのではなくて、バンド活動のためにバイトで稼いでいる人が多いです。
ROLLING STONESのロゴ入りシャツ発見☆
出来る限りスピーディーに誠実な対応をする
――失敗談はありますか?
T:オークションで落札された商品を間違えて送ってしまったこと。もうペコペコ人生なんですよ。
――「すみません、すみません」ですか?(笑)
T:そう。全面的にこっちが悪いから仕方がないですよね。そういう時にも出来る限りスピーディーに誠実な対応をするようにしています。
――あまりにも取引が多すぎて大混乱してしまうという感じですか?
T:いえ、多い時の方が間違えないんです。少ない時の方が、うっかりしてしまうんです。
ヤフーのIDでも似ているのがあって、それで同一人物だと思って2枚送ってしまったり、在庫が1つしかない商品を2人の方に取り違えて送ってしまって、両方から回収して送りなおさなくてはならなくなってしまったり。
――余分な送料もかかってしまいますね。
T:もちろん送料はこちらの負担になります。
あとメーカーさんから送ってきたままの新品でも、傷がある場合があるんです。メーカー責任で対処しますと書いているんですが。
時間をかけて選んで提供している商品なので、取引も自然に真剣になる
――印象的な体験談はありますか?
T:今回の震災後は一気に注文が少なくなったんですが、そういうときに買ってくれた方には本当に感謝しました。
その感謝の気持ちは、しばらくの間、お客さんへのメールにも書いていました。この商売は売上がなかったらどうにもならないので。ここ2週間くらいは東北や北海道からも注文が来るようになりました。
――心がけていることはありますか?
T:とにかく迅速な対応すること、誠実、ということですね。
靴下一足でも真剣に取引します。
メーカーの展示会に年間3,4回行くんですが、そこで真剣に商品選びをします。デザインだけではなくて素材も確認して、納期も確認して。時間をかけて選んで提供している商品なので、取引も自然に真剣になるんです。
――今後の抱負について。
T:一日でも長く営業していくことです。自分も納得した物を売っていきたい。ダサい物は売りたくないです。消費者は騙せないですから。
――最近は多少難があって安い物ではなくて、安くて良い物が求められているっていうのがありますよね。
T:安くて良い物っていうのはほとんど無理なので、そこそこの値段でいい物っていうのが一番だと思います。
壁面も、さすがバンドマン♪
明日にはライバルが出てくるという覚悟もしておく必要がある
――同じお仕事を目指している方へのアドバイスはありますか?
T:子供服のお店は女性がやっているというイメージが強くて、憧れて始める方も多いんですが、結局商売にならなくて1年くらいで辞めていく場合が多いです。
仕入にお金がかかるので売れなければどうにもならない、でも顧客だって簡単にはつかないし、簡単に儲けられる仕事じゃないですから。
バブルの時代でさえ、この業界は儲からないと言われました。でもあの時代は、それでもやる気があれば成功する可能性があったんです。クオリティとデザインが良ければ、高くても売れたんです。今はクオリティとデザインが良くても、安さを求められてしまう。厳しい時代です。
――今までにはなくて、今求められているアイディアがあれば、起業する価値はあるでしょうか。
T:そうですね。でも今はなくても、明日にはライバルが出てくるという覚悟もしておく必要があると思います。
(2011年4月11日)
大好きなブライアン・ジョーンズのTシャツを買ってきました。
カッコいい!
ライヴ映像をどうぞ♪
The Beggars with 山口冨士夫 いきなりサンシャインPhoto&Movie
山口冨士夫
ザ・ダイナマイツ、村八分、ティアードロップス、裸のラリーズ
etc.で活躍したロック・レジェンドのカリスマ・ギタリスト
プロデュースの元、1st MINI ALBUM発売中!
コメント
お初です、、、
でもTOBYさんのバンドライブで何度かお顔拝見いたしておりますが、、、お話してないような、、?多分?
今度がぜひ、、、!
はじめまして。
TOBYさんのmixiから飛んできて、しっかり読ませていただきました!
TOBYさんには自分のバンドのベースをサポートしてもらったりもして、お世話になってます。SHOPには、以前、家族でおしかけて、ロックTシャツを買いこんできました。
ベガーズもよく見に行っていますので、お会いしたことがあるかもですね!
「とぅるるるるる~~~~」出来る様~になったかにww ??
7/3(日)は、TOBYショップのブライアンTeeを着て原宿La-Donnaに集合~ぢゃっっ(*`Д´)ノ!!!!
BJさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
どこかでお会いしているかもしれませんね??
今度、ぜひ、お話ししましょう^^
夢子(ちぇる)さん
コメントありがとうございます。
TOBYさんはすごい人気ですね。
夢子(ちぇる)さんもバンド活動をなさっているんですね!
どこかでお会いしたことがあるかもしれませんが、また今度、どこかでお会いしましょう☆
チャウチャウさん
チス(*`Д´)ノ!!!!です!
チャウチャウ先生ほどではありませんが、
「とぅるるるるる~~~~」
頑張ってます!
そうですね。7月3日はブライアンTeeで!
ども!
童画の一番最後の静止画に自分の顔ステージ前で
アップで写ってます、、、www
BJさん
おぉー、すごい! アップで映っているなんて!!
それらしき方が何人かいて、どの方でしょう??
今度、どこかのライブ会場でお会いすればわかりますね!^^